ソラマメブログ

2008年10月19日

プリム数優先?読み込み優先?

以前に、テクスチャに影を直接描き込んでプリムを節約するという記事を書きました。

私は建物を建てる際は(今回の店舗もそうなのですが)、
まずプリム数を気にせず思うように作ってから、
形状やテクスチャで減らせる箇所に手を加えてプリムを減らしていくという手順でやっています。

・・・一言で言うと無計画ってこってす。

そして一方で最近特に気になることが、

テクスチャの読み込みが遅いこと。

私の環境によるものなのかもしれませんが、
どこへTPしても以前よりもグレーの時間が長い気がしてなりません。

自宅や自分の店舗でも同様。
そんなに大きなテクスチャは使ってないはずなんですけど。

テクスチャよりもスカルプの形状の読み込みが早い・・・という以前とは逆の状況なんです。


TPした場所で周りがずっとグレーって・・・嫌ですよね。



さて、ここからが本題です。

SLのビューワーで影が表現されるようになれば、どうでもいいことになってしまうのですが、

現状では、影をテクスチャで表現することは、リアリティや立体感を出す有効な手段の1つと考えています。

販売している家具にも影のパーツを取り付けていますし、
設置しているオブジェクトにも下に影のパーツを置いたりしています。

そして、それによってプリムが増えることを避けようと、
床や壁、あるいはそのもの自体に影を書き込んでしまおうというのも、
プリム節約の1手段でもあります。


今回の店舗でもそのような手法を取ろうと考えていましたが、

前述の読み込みという観点から、場所を選んで行うことに変更しました。

まずは北側のエントランス。
ここが現状ではTP着地点です。



左側の画像はビューワーで見るエントランスの画像です。

床面のテクスチャは赤で囲んだ四角のテクスチャの繰り返しになっています。

これは256×256ピクセルで作っているので、読み込みは比較的早いのです。

そして右側の画像を見ていただくと、
黄色い線で囲まれた影が見ていただけると思いますが、
これらは店頭で配布している円と四角の影パーツを並べているのです。

床面のテクスチャにこの影を直接書き込めば、
確かにこの影パーツの分はプリムを節約できます。

しかし、そのテクスチャは、例えば左側の図の緑の線で囲んだような範囲で作ればよいのですが、

それなりの解像度でと思うと、512×512ぐらいで作りたいですし、
それをこの部分だけで3~4種類使うということになります。

ということはそれだけ読み込みに時間がかかります。

256×256のテクスチャ+店内でも多用している共通の影パーツとの
読み込み速度のさは歴然です。


ということで、この部分はこのままの状態にすることにしました。


南側のエントランスも同様です。




一方で、2階のテラス部分はこんな感じなのですが、



ここはTPしてから到達するまでに時間がかかる(であろう)ということ、
また影の形状を複雑にしているため、床面に描きました。


テクスチャの読み込み速度に関しては、
PCや通信の環境、あるいはその人の感じ方などによって様々でしょう。

施設や建造物の性格によっても変わってくると思いますし、
何が正解というのは無いのでしょうが、

単にプリム節約やきれいに見せる・・・だけではなく、
テクスチャの数や容量(解像度)なども踏まえて、
訪れた多くの人に快適に過ごしていただくということも考慮していけるといいと考えています。

(だったらスカルプだらけの店作るな!・・・ううっ、その通りかも)
 
   
Posted by Yasuki Beck at 11:53Comments(2)TrackBack(0)テクスチャ

2008年10月14日

映り込みを(擬似)表現してみる。

新店舗の建築・・・いや私の場合は設営かな?
では、ものづくりの小技を結構使っています。

店舗を訪れていただいた方々には(なかば無理やり)説明しているのですが^^;
ブログでもご紹介していこうと思います。



今回は映り込みの擬似表現を2パターン。



まずは、このバスタブ。



床面を鏡面仕上げのような感じに見せています。


これはバスタブをコピーして、1つを鏡面反転・・・単にひっくり返しただけですが・・・して
上下に並べ、半透明の板で仕切っています。




こうやって見ると生々しいですね。

間に板を入れ、透明度を調整することで(今回は20%)、ピカピカの展示台に置いている雰囲気にしています。

ただ、これをやろうと思うと展示物のプリムが倍近くになってしまいます。
(ささやかな抵抗ですが下側になって見えないところは削除しておきましょう)

シャーシの下側まで作りこんだ自動車などをこのように展示すると素敵ですね。




そして、次はプリムを増やさずに・・・雰囲気程度ではありますがなんとなく・・・という方法。




これは店舗北側のエントランス部分ですが、

緑の線で囲んだあたり、入り口や向かい側の植木が映り込んでいるのが分かるでしょうか?


ガラスの向こうには植物や家具が置いてあるので、さっきのようなやり方は出来ません。



さて、これはどうやって???



などと、もったいぶるようなことでも無いのですが、

とっても単純。



映り込む景色をSS撮影。
それを反転して、テクスチャとして貼り、透明度を上げているだけなんです。
(斜めに白ぽくなっている部分は加工しています。)


ただ、映っている風景は固定ですから、見る角度によって不自然に見えてしまいます。


それをごまかす意味も含めて、
透明度を上げ、薄めに設定しておけば、なかなか良い感じになると思います。


どこからの視点を重視するかで、撮影するSSやその後の加工を工夫すると良いと思います。



今回の店舗は低プリムで作る中で、
テクスチャやスカルプの使い方など私なりにいろいろ工夫したつもりです。

商品のこと以外でも、「これどうやってるの??」などなど気になるところなどあればお気軽に声をかけてくださいませ。
 
 

   
Posted by Yasuki Beck at 15:13Comments(7)TrackBack(0)テクスチャ

2008年07月28日

お手軽テクスチャ加工

SLでのモノづくりにおいて重要な要素の一つにテクスチャがあると思います。

販売されているテクスチャばかりでなくFREEテクスチャでもクオリティが高いものが多くあるので、
作りたいものに合ったテクスチャをうまく探し出したり、チョイスできるかがセンスの見せ所でしょうか。
 
 
私が自宅や店舗で使用しているテクスチャで「これどうしたんですか??」とよく聞かれるものがあります。


例えば、上の画像のレンガの壁面。
スポットライトが当たっているようなテクスチャです。

これは苦労して描いたんですよ~

なんてウソです。
フォトショップなどの画像加工ソフトがあれば、とっても簡単に出来てしまうんですよ。

知っている方にとっては当たり前のことでしょうが、作り方をご紹介します。

まずは元になる画像を探します。

素材集などをお持ちの方はそれでもいいですし、ネットで探してきても良いと思います。
※権利関係は要注意ですよ!!

でもでも、そんなの持ってないし、面倒・・・
そんな場合はSL内で所有しているテクスチャを使えばいいのです。

INワールドで持っているテクスチャを試しながら、元となる画像を選びます。
※この際にも権利関係は要注意です。

で、その画像を選んだ状態で、

「ファイル」メニューの「テクスチャーを別名で保存」
とすれば、そのテクスチャを自分のPCに保存することが出来ます。(TGA形式)

今回はレンガの壁画像を取り込みました。


次に、そのテクスチャ画像を加工していきます。

最初に、仕上がりサイズに合わせて画像サイズを加工します。

このレンガ画像は512×512ピクセルです。

そしてINワールドでこのテクスチャを貼る場合、
今回は縦4、横5回の繰り返しで使います。

では単純にテクスチャを4×4に並べて・・・2560×2048の画像で・・・
とすればよいのですが、

大きなファイルはきれいに見えるのかも知れませんが、
読み込みに時間がかかりますし、SIMによっては制限があるところもあります。
(私が借りている土地は512×512以下という制限があります。)

まあ、サイズは最終段階で調整でも良いのですが、
分かりやすいように最初に加工しておきます。

一番上の画像を再度見てください。
縦長のテクスチャの水平方向の繰り返しなのが分かると思います。

ということで、今回は元の画像を縦に4つ並べ、サイズを縮小し、256×1024にします。


元のテクスチャより解像度は落ちますが、縦10m以下の壁に貼るのであれば十分だと思います。

そしてその画像を「照明効果」のフィルタで加工します。

※掲載サイズの都合で横にしています。

今回は連続して使用したいので、
左右の端が繋がっても不自然にならないよう、
ライトの影響が左右均等になるよう留意しました。

そしてその画像をアップロードして、
縦1、横5の繰り返しで貼ったものが最初の画像になります。

今回は照明効果を使いましたが、
色の調整や置き換え、ブラシで影を描いたり汚れたような加工、
また、プリムを節約するために複数の画像を1枚のテクスに・・・
などといったこともよくやってます。
   
Posted by Yasuki Beck at 12:51Comments(2)TrackBack(0)テクスチャ

2008年06月10日

魚釣り用のイスを作ってみた・・・影でリアルに。

昨晩、懐かしいお客さんがお店を訪ねてきてくれました。

アバターの姿も随分変わっていて、名前が表示されていなければ誰だか分からなかったかも。

「自分のビーチに魚釣りを設置するので、それに合うチェアが欲しい」
とのこと。

おお!自分のビーチをお持ちなのね!!

しかも魚釣りを設置して一般開放するなんて・・・

みなさん、ホント、ご活躍されています。


し、しかし、魚釣り用のチェアって・・・うちにはありません!!

ということで、新規で作ることに。

プリムは1脚当たり4まではOKとのこと。

だったら贅沢に作れそうです^^


せっかくなので、いかにも「釣り」という感じでやってみました。


チープな感じの折りたたみのチェアです。

これで2プリムなので・・・まだ余裕あるな・・・

影も付けちゃいましょうか。



以前の記事で、汎用的な影を・・・と書きましたが、

日差しが強いであろう海辺で、

しかもパイプチェア

ということを考えると、どうもシックリ来ません。


ということで、このチェアに合わせた影を作ることにしました。

ここでまたBlenderの登場です。

チェアの下に地面に相当するオブジェクト(板)を加え、
そこに落ちる影をテクスチャとして書き出します。



そして書き出したテクスチャの黒い部分を白く、それ以外を透明にします。



そしてアップロードし、先ほどの影と入れ替えました。


せっかくなので、海へ行って撮影。


まあまあよい感じではないでしょうか?

あとは設置場所にあわせて影の濃さや向きを調整すればよさそうです。

あ、人が座ると、その影も加えるようにしておこうかな・・・まあ、次回でいいか・・・


今回はプリム数に余裕があったので1プリムを影に使いましたが、

プリムにいつも困っている自宅では、地面のテクスチャに影を直接描き込んだりもしています。


プリムは節約できるのですが・・・

模様替えは大変です!!
 

  
Posted by Yasuki Beck at 12:13Comments(2)TrackBack(0)テクスチャ

2008年04月01日

影を付けて家具にリアリティを。

なんでもありのSLの世界。

普段、家具を作る機会が多いのですが、
別にリアルの世界のように強度や形状を考える必要もありませんし、
脚なんかなくたってイスは出来ますよね^^

とはいうものの、現実っぽいモノ、空間を作る面白さもあります。

その演出の1つに「影」があります。
家具を設置する際に、その影を付けることを考えると、
ぐっと雰囲気がよくなる場合があります。

黒っぽい床であればあまり効果はないかも知れませんが、
例えば、これ。

右側は、影があることでイスの存在感が増すとともに、
日差しの強さまで感じられます。(そこまででもないか・・・)

プールサイドに置くビーチチェアなどは、
このような感じでくっきりとした影を付けるといいと思います。

ただ、置く場所によって、出したい影の向きや出方も違ってくると思いますので、
私は汎用的に使える四角と円の影テクスチャを「影のパーツ」として使っています。

テクスチャはこんな感じ。

透明の背景に、白く形状(これは円)を描き、周囲をほんの少しぼかします。

設置時に薄い板状のプリムに貼り付け、
大きさ、色と透明度を場所に合わせて設定すればOKです。
(最初から黒でもよいのですが、黒~透明しか設定できません)


おいおい、このブログは「プリム節約」ではないのかね?

これではプリム増えるばかりでしょ??

・・・そのとおりでございます。

では、多少は節約になるマメ知識を。

ちょっと大変ですが、地面や壁のテクスチャに影を描いてしまえば、
プリムは増えません!!

しかし、配置換えの度に、そのテクスも変更です。
やっぱ大変だ・・・

ということで、小ネタですが・・・

この3つ並んだチェアの影。
1つのオブジェに、先ほどの円形の影を3つ並べています。
1脚ずつに付けるよりも、多少は節約できますね。

次はこれ。

固まりに対して、1つの影にしています。

ちょっと雑な感じは否めませんが、あると無いでは見映えも違いますし、
実際、部屋の中の照明で、くっきりと影が出ている訳でもないのです。
 
とはいうものの、家具に合わせた形の影を使う面白さもあります。

中央のガラステーブルの影だけ、テーブルの柄に合わせています。
実はこれ専用に作った訳ではなく、四角い1つの影テクスチャを連続させているだけです。
 
いろいろ書きましたが、
「皆さん!影を付けましょう!!」なんて言うつもりは全くありません。

1プリムの家具に、影を付けると、2プリム。つまりは倍です。
土地のプリム数、使用目的などに応じて、あったらいいな?と思われたら、ぜひどうぞ。


FREETOWNとセイシェルの店舗では、
私が使用している四角と丸の影用プリムをFREEで配布しております。
 
  
Posted by Yasuki Beck at 20:20Comments(0)TrackBack(0)テクスチャ